大阪府東大阪市の音響機器製造会社「オンキヨーホームエンターテイメント株式会社」が破産手続きの開始決定を受けたことが明らかになりました。
オンキヨーホームエンターテイメント株式会社 概要
オンキヨーホームエンターテイメント株式会社について
オンキヨーホームエンターテイメント株式会社は「株式会社大阪電気音響社」として1946年設立。同社は、「ONKYO」のブランド名でスピーカーやミニコンポ、アンプなどのオーディオ機器の製造販売事業を展開していました。
しかし、近年ではスマートフォンなどの普及によりオーディオ機器の需要が減少し、売り上げが悪化。その後、2期連続で債務超過に陥った影響により、2021年に上場廃止となり、子会社の「オンキヨーサウンド株式会社」や「オンキヨーマーケティング株式会社」が自己破産を申請しました。ホームAV事業の売却や2021年に米国ファンドから増資を受けるなど、事業再建を図っていましたが、厳しい経営環境は続き、資金繰りが限界に達したため、今回の措置となりました。
負債総額は約31億円の見通しです。
オンキヨーホームエンターテイメント株式会社のネット上の評判
オンキヨー、、😢音ってアンプやスピーカーによって驚くほどが違うのよ。。お家時間に"いい音"で音楽聴けたらそれだけで感動的だし幸せを感じられる。繰り返すけどいい音って人を幸せにするんだよ。みんなそれを知らないまま死んでいくのもったいないくらいだよ!
技術が残るといいなあ。。— レッサー (@resser_kun) 2022年5月13日
iPodが世に出て20年以上経って、iPhoneにその席を譲ってiPodが消滅するタイミングでONKYOが破産するの、キツい言い方をすると20年も何やってたの?ってなる…。
企業も変わらないとダメなんだなぁと他山の石としたい。
— ハムスターの原罪🐹 (@rioriost) 2022年5月13日
パイオニアのオーディオ部門を統合していたONKYOが破産。残念だがDJ機器だけは米国の投資ファンド コールバーグ・クラビス・ロバーツ・アンド・カンパニー・エルピーに譲渡していたのでそれだけが救い。https://t.co/y0sbgtDYlw
— 掟ポルシェ (@okiteporsche) 2022年5月13日
オンキヨーが破産してしまったのは、残念ながら「市場環境の変化や技術革新に対応できなかったから」ということ。
SNSの応援の声も、以前使っていたとか、出てくる話題は10年以上前の製品がほとんど。その時点で厳しい。自分自身も、オンキヨーの製品やサービスをここ5年は新品で利用していない。— たそ (@tas66dc) 2022年5月13日
オンキヨーの末期は家庭向けAV事業を手放してからはAIに全てをかけていた印象。
もし家電オーディオやネット音楽配信を続けていたら今頃はコロナ禍で特需だったかもしれない。
今から振り返ると経営戦略のブレが名門の凋落を招いてるよなあ…— EmotionalROCKET@職探し中 (@mAinoble14) 2022年5月13日