東京都千代田区の火力発電所を運営会社「株式会社茂原火力発電所」及び「株式会社椎の森発電所」が特別清算の開始決定を受けたことが明らかになりました。
株式会社茂原火力発電所 企業情報
株式会社椎の森発電所 企業情報
火力発電所二社 倒産までの流れ
株式会社茂原火力発電所は2016年設立。また株式会社椎の森発電所は2015年設立。両社はそれぞれ千葉県の茂原市と柚ヶ浦市で火力発電所を設営、運営を手掛けていました。しかし、新電力の販売を手掛ける「株式会社F-Power」へ電力の販売を予定していたところ、2021年3月に同社が会社更生法の適用を申請。これにより事業計画が崩れ、発電所の設営代金が支払い困難になり経営難に陥りました。その後2022年3月には株式会社東京ガスコルザパワーに発電所を譲渡し2023年3月には解散を決定していました。
負債総額は(株)茂原火力発電所が約158億円、(株)椎の森発電所が約154億円の計約312億円の見通しです。
火力発電所二社のネット上の評判・与信に関する情報
電力事業者で大型倒産発生 茂原火力発電所など2社が特別清算 負債300億円超(帝国データバンク)#Yahooニュースhttps://t.co/uJTBK3EOEA
F-Powerの余波が続いてるんですかね。— いかたけ (@ikatake) 2023年7月15日
電力事業者倒産ランキングは、この記事によると、
㈱F-Power:負債約464億円
㈱ホープエナジー:負債約300億円
㈱茂原火力発電所:負債約158億円
㈱椎の森発電所:負債約154億円
だそうです。
自由化なんだから倒産がある程度発生することは悪いことでは無いと思います。https://t.co/NypoJVYsYW— 牧村直樹 (@blue03520) 2023年7月15日