埼玉県の印刷会社「株式会社日照堂」が破産手続きの開始決定を受けたことが明らかになりました。
株式会社日照堂 企業情報
株式会社日照堂 倒産までの流れ
株式会社日照堂は1985年設立。同社は封筒や名刺といった紙製品からチラシや大判ポスターなどの印刷を主力に手掛けており、小ロットから大量生産まで様々な受注に対応していたほか、エンボス加工や箔押し、製本加工といった特殊な技術を利用した加工を施すことを強みとしていました。また3Dカードを制作する米LOVEPOP社の代理店として東急ハンズやLOFTを取引先に持つなど広く業務展開をしていました。
しかし過去には設備投資の見立てを誤るなどから、民事再生法を適用。その後、経営を持ち直し新事業や同社の技術を利用した商品を開発していました。このような状況の中、近年は封筒の需要を中心とした、急速なペーパーレス化により業績は悪化。経営難に陥る中、2023年8月初旬には別会社である株式会社コネクに事業を譲渡し、今回の措置となりました。
負債総額は約6億7000万円の見通しです。
株式会社日照堂のネット上の評判・与信に関する情報
ペーパーレス
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— フォトぶらファー えぐちさとし (@satoshi_eguchi) 2023年8月25日