東京都大田区で小型ガス発電機の開発・販売を手掛ける「YGK通商株式会社」が破産手続の開始決定を受けたことが明らかになりました。負債総額は約17億2000万円の見通しです。
YGK通商株式会社 企業情報
YGK通商株式会社 倒産までの流れ
YGK通商株式会社は2005年設立。同社は主に小型ガス発電機の開発・販売を手掛けており、大手都市ガス会社やガス機器会社などと家庭用コジェネの共同研究・開発も行っていました。また鉄鋼会社との技術・業務提携によりLPG仕様エンジン開発も行うなど、各関連会社との共同開発を数多く手掛けていました。
しかし、大型案件に売り上げが左右される経営形態であったため業績が不安定化。こうした厳しい経営状況の中売り上げが悪化していき、さらに研究開発費がかさんだことで資金繰りが逼迫したため、これ以上の事業継続は困難と判断し今回の措置となりました。