2024年9月に民事再生法の適用を申請していた防音設備関連事業の「旭機工株式会社」が、破産手続の開始決定を受けたことが明らかになりました。負債総額は約49億円の見通しです。
旭機工株式会社 企業情報
旭機工株式会社 倒産までの流れ
旭機工株式会社は1995年設立。同社は主にゼネコン会社などを取引先として、鋼製の防音壁の賃貸、販売を手がけていました。また、太陽光発電設備の施工・運営を手掛け、栃木県に工場を構えるほか、仙台市に営業所を開設するなど事業の拡大にも積極的でした。
しかし、新型コロナ感染症拡大の影響により受注が減少し業績が悪化。資金繰りが行き詰まるなかで、金融機関からの支援により再建策を進めていたものの、業績の悪化に歯止めが掛からず2024年9月に民事再生法の適用を申請していました。しかし先行きのめどが立たず同年11月に再生手続の廃止決定を受け今回の措置となりました。
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旭機工株式会社 再生民事ダメだったのか… pic.twitter.com/BRlQ6IGjhT
— karauri 🌕損切りばかり兼業スマホトレーダー (@karauri) 2025年1月8日