東京都新宿区の出版会社「有限会社第三書房」が事業を停止し、事後処理を弁護士に一任したことが明らかになりました。
有限会社第三書房 概要
有限会社第三書房について
有限会社第三書房は1949年設立。同社は、大学生や高校生向けにフランス語やドイツ語などの語学教科書の出版事業を主力に展開していました。
しかし、近年では電子書籍の普及や紙媒体の需要減少により、売り上げが減少し業績が悪化。厳しい事業環境の中、外国語の音声ダウンロードサービスを展開するなど、経営再建を図っていましたが、先行きの見通しが立たなくなったため、今回の措置となりました。
負債総額は約1億3000万円の見通しです。
有限会社第三書房のネット上の評判
私も数冊フランス語の教科書を作つたことのある第三書房が破産手続に入り、社員全員が会社都合で解雇されたとの連絡が、同社でお世話になつた編集者からありました。社員の皆さまが次の仕事に遅滞なく就けるやう心から願つてゐます。
— 高遠弘美 (@Thouartmore) 2022年6月16日
独検合格4週間neuシリーズや『対訳 フランス語で読もう「星の王子さま」』など、私も読んでいました。また、公式ホームページにあるドイツ語検定対策のページにも本当にお世話になりました。 https://t.co/UKCweX1D1Qhttps://t.co/N3xEiss7i5
— ラテン語さん (@latina_sama) 2022年7月4日
語学書の老舗出版社第三書房が破産という記事に「ニーズが高い他の言語の本を売る」ようにしてれば良かったのに…というコメントが、フランス語、ドイツ語、スペイン語ってそれほどニーズがないのかな?それに語学の本を出すのは言うのは易し行うは難しだからね。 https://t.co/62j73JwiWp
— 西川秀和 (@Poeta_Laureatus) 2022年7月4日
大学で第二外国語を教えている知人の話によれば、第二外国語の教科書を多数出版している 第三書房 が破産手続きに入ったとのこと。すでに同内容の情報が出ていることを確認の上、ツイートします。大学における第二外国語教育の削減ぶりをまさに象徴する出来事です。。。。。。
— amator_vn (@amator_vn) 2022年6月16日
第三書房さん破産かぁ……。
海外は書店が少ないから電子が流行ってるんじゃないかなぁ。オーディオブックも車の移動が長いから需要が高いと聞いた。紙の本など要らない、欲しい情報だけあればって人は情報を精査するコストのこと考えてない…。とはいえ今は紙の本も精度低いもの増えたしね。
— 夜 (@roygbiv_a) 2022年7月4日