東京都新宿区の再生医療関連会社「テラファーマ株式会社」と「株式会社オールジーン」が破産手続きの開始決定を受けたことが明らかになりました。両社は東証スタンダードに上場しており、2022年8月に破産した「テラ株式会社」の子会社でした。
テラファーマ株式会社 会社概要
テラファーマ株式会社はテラ株式会社の子会社であり、主に医薬品や医療機器の研究開発を手掛けていました。また同事業の製造や受託、売買及び輸出入調査から企画など一貫した事業展開しており、国立大学への樹状細胞ワクチンの提供なども行っていました。
株式会社オールジーン 会社概要
株式会社オールジーンはテラ株式会社の子会社であり、医療機関や法人、研究機関を対象にした医療関連サービスを展開していました。医療機関には遺伝子解析をもとにした薬の選択や治療方法の診断支援や予防医療、早期発見などの診断ツールの提供。法人向けにはゲノム解析やエクソーム解析、ターゲットシーケンスなどの創薬、研究開発支援を手掛けていました。
テラファーマ株式会社 株式会社オールジーン 倒産までの流れ
テラファーマ株式会社は、売り上げが立たない状況に加え設備投資の費用が重なっている中、親会社であるテラ株式会社からの資金援助を受けて事業を行っていました。また、株式会社オールジーンは設立後すぐに事業を停止していました。このような状況の中、2社の親会社であるテラ株式会社が2022年8月に破産手続きの開始決定を受けたため、今回の措置となりました。
テラファーマ株式会社の資産や従業員などの事業は別会社に譲渡されているとのことです。
負債総額は2社計で約20億8500万円の見通しです。
テラファーマ株式会社 株式会社オールジーンのネット上の評判・与信に関する情報
東証スタンダード、テラの子会社、テラファーマとオールジーンの2社が破産(帝国データバンク)#Yahooニュースhttps://t.co/DxVV5AEKuI
新型コロナ治療薬がメキシコで承認されたというニュースが会社そのものが架空だったり、残念ですが色々ありました。東大医科学研究所発ベンチャー。
— 浅野健太郎@生涯年収アップの転職戦略 (@Life_StrategyKK) 2023年4月12日