東京都港区の人工知能関連サービス会社「AI infinity株式会社」が破産手続きを申請したことが明らかになりました。
AI infinity株式会社 企業情報
AI infinity株式会社 倒産までの流れ
AI infinity株式会社は2017年設立。同社は自然言語処理や音声認識、画像解析といった人工知能を利用したサービスを提供する会社であり、用意されたテキストを人間らしく読み上げる「AI infinity Text Utterance」や会議の内容を解析し議事録化する「AI infinity Meeting Minutes」など自社のAI技術を活用した多様なサービスを提供していました。また、同社は「ルナルナ」などヘルスケア事業のコンテンツサービスを提供する東証一部企業の「株式会社エムティーアイ」のグループ傘下に入るなどして、業務拡大を図っていました。
しかし、設立当初から開発費がかさむ傾向にあり、業績は徐々に悪化。厳しい経営状況の中、資金繰りが限界に達したため、事業継続が困難となり、今回の措置となりました。
負債総額は約6347万円の見通しです。
※発表によると、今回の破産手続きにおける「株式会社エムティーアイ」への影響は軽微なものであるとのことです。
「株式会社エムティーアイ」“連結子会社の破産手続開始の申立てに関するお知らせ”
AI infinity株式会社のネット上の評判・与信に関する情報
MTI、子会社のAI Infinityが破産、連結業績に与える影響は軽微
— ありゃりゃ (@aryarya) 2023年5月9日
AI Infinity残念な結果でしたが基本的に株主から株を買い戻し済みなので社長は誠意を今思えば見せたんだと思う
— まさえもん (@masaemon7777) 2023年5月10日