大阪府大阪市で医科学器械の販売を手掛ける「白井松器械株式会社」が民事再生法の適用申請を行ったことが明らかになりました。
白井松器械株式会社 企業情報
白井松器械株式会社 倒産までの流れ
白井松器械株式会社は1872年創業。同社は解剖、病理関連機器の製造および販売を行っており、病理検査室を持つほぼすべての国内主要病院と取引を行っていたほか、大学や製薬会社と理化学機器の取引も行うなど幅広い販路を確保していました。製造や輸入も手掛けており、150年の歴史をもとに細かい要望にも対応できる技術力やノウハウを強みとして、「バイオハザード対策解剖台」や「撮影装置付切出し台」などの多くの器械を開発していました。
しかし、国立大学の独立行政法人化の影響から研究予算がカットされるなど同社への理化学機器の受注が減少。金融機関からの融資を受けることも難しく借入金が膨らむ中、当時の代表取締役により粉飾決済を続けていました。このような状況の中、粉飾を怪しんだ複数の金融機関から一括返済を求められ、資金繰りが限界に達しため今回の措置となりました。
負債総額は約87億円の見通しです。
白井松器械株式会社のネット上の評判・与信に関する情報
今日、びょーりの方で白井松の冷凍冷蔵庫が搬入される予定だったそうな。当然入ってこないし、取りやめになったと。どーすんのかな。見積もりからやり直しすんのかな。
— 鯱○ (@syatimaru10) 2023年9月21日
うちの部署、誰も白井松の件、知らなかった😓
— イオラナ (@iorana_maururu) 2023年9月21日
医科・理化学器械販売の老舗、白井松器械(株)【大阪】が民事再生法を申請(東京商工リサーチ)#Yahooニュースhttps://t.co/2gKNfwPnV9
関西の大学に居た時にいろいろとお世話になったし、教え子もここで働いていたりしたから、何とも言葉がないですな~
— 松原 守 (@matsubara_m) 2023年9月20日