埼玉県川口市で加飾製品を開発する「明和ベンディクス株式会社」が破産手続きの開始決定を受けたことが明らかになりました。
明和ベンディクス株式会社 企業情報
明和ベンディクス株式会社 倒産までの流れ
明和ベンディクス株式会社は1976年設立。同社は自動販売機に並ぶダミーサンプルの製造や三次元の表面への加飾「フィルムインサート成形」などを主力に手掛けていました。また3つの物流センターを保有しており、ピッキング発送や商品保管、アッセンブリー作業なども行っていました。
しかし、近年は主力としている自動販売機関連製品の受注が減少し、業績が悪化。債務超過に陥るなど経営難が続く中、資金繰りも限界に達し再建の見通しが立たないため今回の措置となりました。
負債総額は約11億7000万円の見通しです。