東京都江東区で配管部材や鋼管管材の卸売りを手掛けていた「大栄鋼管株式会社」が、破産手続きの開始決定を受け倒産したことが明らかになりました。
大栄鋼管株式会社 企業情報
大栄鋼管株式会社 倒産までの流れ
大栄鋼管株式会社は1,957年設立。同社は商社から仕入れた鋼管管材や、メーカーから仕入れた継手バルブなどの配管部材、また空調機などの卸売りを主力に、事業を手掛けていました。
しかし、安価で販売するなどにより業績が低迷。収支の採算が合わないなか、2024年4月には事業の継続に必要な資金が不足するなどの事態が表面化していました。こうした厳しい状況の中、資金繰りが限界に達し今回の措置となりました。
負債総額は約20億円の見通しです。また同社の取引先で、空調システム事業を手掛ける「株式会社オーテック」が、同社に対する売掛金など6億3600万円について、取立不能または遅延のおそれが生じたことを明らかにしました。
債権の取立不能又は取立遅延のおそれに関するお知らせ 株式会社オーテック
大栄鋼管株式会社のネット上の評判・与信に関する情報
オーテック、取引先の大栄鋼管(江東区)が破産手続開始、売掛債権6.36億円が取立不能のおそれ、貸倒れが見込まれる額を貸倒引当金として計上、業績予想への影響は精査中
— ありゃりゃ (@aryarya) 2024年5月1日