東京都台東区の老舗呉服店「株式会社平河」が、破産手続きの開始決定を受けたことが明らかになりました。
株式会社平河 企業情報
株式会社平河 倒産までの流れ
株式会社平河は「株式会社鈴乃屋」として1950年設立。同社は「きもの鈴乃屋」の名称で呉服の販売を主力に手掛けるほか、きものレンタル店の「鈴乃屋レンタル」や着付け教室の運営なども行っていました。また元代表者の小泉清子氏は数々の「大河ドラマ」の衣裳考証を手掛けており、過去には全国で160店舗以上展開していました。
しかし、近年の着物市場縮小に伴い同社でも売り上げが減少。また新型コロナウイルス感染症拡大の影響により卒業式や入学式、結婚式などのイベントが中止となるなど業績がさらに悪化。こうした厳しい経営状況の中、株式会社紅輪をスポンサーとして新たに設立した株式会社鈴乃屋に事業を譲渡し、自身は商号を株式会社平河へ変更。事後処理を行い、今回の措置となりました。
負債総額は約33億7800万円の見通しです。
株式会社平河のネット上の評判・与信に関する情報
着物の鈴乃屋さんが先月別会社に譲渡され、昨日破産申請したと。で、創業者の小泉清子さん(大河などの衣装考証で有名)が2019年に100歳でお亡くなりになっていたことを知る。海くんやヨシモッティもかつて成人式振袖モデルを務めたの、懐かしいですな
— hidawo(ひだを) (@hidawo) 2024年5月23日