大阪市でグループのタクシー会社に事業資金などを提供していた「大日本交通事業協同組合」が破産手続きの開始決定を受けたことが明らかになりました。
負債総額は約58億円の見通しです。
大日本交通事業協同組合 企業情報
大日本交通事業協同組合 倒産までの流れ
大日本交通事業協同組合は1973年設立。同組合は「関西中央交通株式会社」や「茨木高槻交通株式会社」などが所属していた「関西中央グループ」の事業協同組合として設立され、組合員の各社に対し事業資金の貸し付けや交通情報提供などを行っていました。
しかし近年は新型コロナウイルス感染拡大による外出自粛の影響を受け、業界全体が下火となったことで「関西中央グループ」の業績が悪化。その後は、燃料費高騰やドライバー不足による影響でグループに所属する9社が2024年3月に民事再生法の適用を申請。同組合にも注目が集まる中、各グループ会社の事業譲渡や破産手続き開始に伴い、同組合も役割を終え今回の措置となりました。
なお、同時に民事再生法の適用を申請していた「関西中央交通株式会社」は、自主再建の方向で再生手続きが進められているとのことです。
大日本交通事業協同組合のネット上の評判・与信に関する情報
ズッコケが表に出てくるタイミングかもねー
表にでないとこは静かに静かに大手さまが買い取りになられて…
タクシー事業を展開していた「関西中央グループ」の金融窓口、大日本交通事業協同組合(大阪)が破産(帝国データバンク)#Yahooニュースhttps://t.co/zp0nv045Yo
— heaven taxi (@taxi_heaven) 2024年7月19日