大阪府の大手電気機器メーカー 「船井電機(株)」が民事再生

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大阪府大東市に本拠を置く電気機器メーカーの「船井電機株式会社」が、民事再生法の適用を申請したとことが明らかになりました。負債総額は2024年3月期末時点で約461億5900万円です。

船井電機株式会社 企業情報

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法人名 船井電機株式会社
種別 民事再生法適用申請
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代表者 原田 義昭
所在地 大阪府大東市中垣内7丁目7番1号
法人番号 3122001036719
業種 電子部品・デバイス・電子回路製造業
資本金 313億1200万円

船井電機株式会社 倒産までの流れ

船井電機株式会社は1961年設立。同社は「FUNAI」ブランドで音響機器や映像機器などを製造・販売していました。特に液晶テレビは国内大手の家電量販店で独占的に販売されていたり、OEMメーカとして北米・欧州・アジアに市場を広げるなど事業の拡大にも積極的でした。

しかし、信用問題や経営の行き詰まりから、今年10月には破産手続きの開始決定を受けていました。これに対し、同社取締役である原田氏が破産手続開始決定の取り消しを求め、経営陣で破産手続か民事再生手続かを争う事態となる中、事業継続のための十分な資産があり事業再生は可能であるとして今回の措置となりました。

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