東証グロース上場の電解銅箔メーカー「日本電解株式会社」が、民事再生法の適用を申請したことが明らかになりました。負債総額は約147億円の見通しです。
日本電解株式会社 企業情報
日本電解株式会社 倒産までの流れ
日本電解株式会社は1958年設立。同社は主に車載電池・回路基板用の電解銅箔の製造・販売を手掛けていました。「日立製作所」「住友ベークライト」「高速電機鋳造」の3社が出資し設立された旧・日本電解株式会社が前身であり、米国で子会社取得するなど事業の拡大にも積極的でした。
しかし、半導体不足による受注の減少に加え米国インフレ抑止法施行による国内バッテリーの輸出減少などで同社の業績が悪化。また新型コロナ感染症拡大の影響により、米国子会社の赤字が続き解散及び清算を余儀なくされるなど厳しい状況の中、様々な資金調達を試みるものの金融機関からの借入金も返済困難な見込みとなっていることから今回の措置となりました。
日本電解株式会社のネット上の評判・与信に関する情報
日本電解株式会社
民事再生手続開始の申立て並びに海外子会社の解散及び清算のお知らせ😱
臨時株主総会開催中止のお知らせ。
日本電解コロナ倒産ですか… pic.twitter.com/e2GXuzzBth
— ほっぺぴょん (@k67hOt6gsDakzaN) 2024年11月27日