秋田県大仙市で鋼材加工業を手掛ける「協伸精鋼株式会社」が、事業を停止し事後処理を弁護士に一任、自己破産申請の準備に入ったことが明らかになりました。負債総額は約3億5000万円の見通しです。

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協伸精鋼株式会社 倒産までの流れ

協伸精鋼株式会社は1989年設立。同社は主に構造用鋼・特殊鋼・非鉄の加工を手掛けていました。また金型ダイセット、各種産業機械及び省力化機械部品の加工・販売も行うなど多岐に渡る事業を手掛けていました。

しかし、近年は受注の低迷が続き業績が悪化。さらに過去には雇用調整助成金2450万円を不正受給したなどで対外的な信用が低下。これらにより資金繰りが限界に達し今回の措置となりました。

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