コンタクトレンズ卸 マルコス 破産手続開始決定 循環取引疑惑

画像はイメージです。実際とは異なる場合があります。

大手量販店を中心にコンタクトレンズなどの卸を行っている株式会社マルコスが破産手続の開始申し立て準備に入りました。

株式会社マルコス 概要

法人名 株式会社マルコス
代表者 小杉敏弘
所在地 東京都港区西新橋2丁目35番2号ハビウル西新橋5階
法人番号 1010901031752
業種 その他の卸売業>医薬品・化粧品等卸売業
資本金 9,900万円
主要取引先 クレイトン・ダイナミクス株式会社
株式会社アイエイチラブ
株式会社ドン・キホーテ
株式会社高木蟹泡堂 他
倒産日 2019年8月23日
倒産種別 破産

「株式会社マルコス」について

株式会社マルコスは2013年に設立。ディスカウントストアや大手量販店を中心に、メーカーから仕入れたヘアケア用品や女性用化粧品などの卸を行っていました。近年では、特にカラーコンタクトレンズの企画や開発に力を入れ、インターネット販売サイトを運営するEC事業なども展開していました。

マルコスが手を染めた粉飾決算・循環取引

主に10代から30代の女性をメインとした商品を扱い、小売店向けイベントを企画するなど順調に見えたマルコス。しかし、一部メディアの報道にで、一部取引先と循環取引を含む粉飾決算をおこなっている取引先との黒い噂が流れました。
信用回復に努めた同社でしたが、近年の業績不振の負担に加え、融資のストップや債権の一部が仕入れ先に差し押さえられるなど資金繰りが急速に悪化。そこで自力での再建を断念し、今回破産手続開始申し立ての準備に入ったことを明らかにしました。

「株式会社マルコス」のネット上の評判

今回の倒産を受けて、ネット上では様々な声が上がっています。同社との関連の真偽は定かではありませんが、SNS上には以下のような口コミが投稿されています。

なお、負債総額は約31億7000万円となる見込みです。