医療機器メーカーの「ヒロセ電子システム株式会社」が破産申請を弁護士に一任したことを明らかにしました。
ヒロセ電子システム株式会社 概要
法人名 | ヒロセ電子システム株式会社 |
代表者 | 秋山清 |
所在地 | 東京都渋谷区恵比寿南1丁目9番6号 |
法人番号 | 9011001019771 |
業種 | 業務用機械器具製造業>医療用機械器具・医療用品製造業 |
資本金 | 5,000万円 |
倒産日 | 2019年9月2日 |
倒産種別 | 破産申請 |
ヒロセ電子システム株式会社について
ヒロセ電子システム株式会社は1968年に設立。創業50年を超える老舗の医療機器メーカーとして名を馳せており、同社の赤外線治療器「RED SUN」は2018年7月に公開された映画「劇場版コード・ブルー」に使用されたことで、大きな話題を呼びました。
しかし、同社が製造した美顔器がメナードが運営するエステで発火し、設計上に問題があったとして2017年5月に損害賠償を求める訴訟が起こされるなど信用が急落。また、業績の悪化に伴い資金繰りも逼迫し、金融機関にリスケを要請するなど自力での再建を試みていましたが断念し、今回破産手続き申請を開始したことを明らかにしました。
「ヒロセ電子システム株式会社」のネット上の評判
ネット上では今回の倒産を受けて、様々な声が上がっています。
倒産情報 ヒロセ電子システム株式会社 https://t.co/VGR2MIB8sG
懐かしい会社だ。新入社員の頃に営業に何度も行った記憶が。大きな看板があったんだよなぁ当時は。今は移転したみたいだけど。— restrer(リストラ天国) (@restrer) 2019年9月2日
2017年には、メナード訴訟に関するニュースが報じられました。
サロンに設置したエステ機器に構造上の問題があり、発火トラブルで代替機の購入などを余儀なくされたとして、サロンを展開する「日本メナード化粧品」が、機器の製造・販売業者の東京都にある「ヒロセ電子システム」と「滝川」を相手取り損害賠償を求めた訴訟。https://t.co/zYzBC2ddo5
— エステ・ユニオン (@esthe_union) 2018年1月12日
一部の掲示板では、元従業員と思われる書き込みがいくつか投稿されていました。
なお、負債総額は約62億2400万円とのことです。