「人体の不思議展」などのイベントを企画・運営していた「株式会社エム・ディー・ソフトハウス」が事業を停止し破産手続きの開始決定を受けたことが明らかになりました。
株式会社エム・ディー・ソフトハウス 概要
法人名 | 株式会社エム・ディー・ソフトハウス |
代表者 | 北村勝美 |
所在地 | 東京都港区芝2-8-18 |
法人番号 | 6010401068200 |
業種 | 学術研究,専門・技術サービス業 > 広告業 > 広告業 > 広告業(イベント企画) |
資本金 | 3000万円 |
倒産日 | 2018年12月15日 |
倒産種別 | 破産 |
株式会社エム・ディー・ソフトハウスについて
北村勝美氏によって2001年に設立された「株式会社エム・ディー・ソフトハウス」は、「人体の不思議展」などのイベントを企画・運営していました。展覧会は全国各地で開催され、600万人以上を動員し話題になりましたが、その展示内容に倫理的な側面から批判が集まり、同展の開催は見送られていました。
株式会社エム・ディー・ソフトハウスのネット上の評判
株式会社エム・ディー・ソフトハウスの倒産を受けてネット上では様々な声があがっています。
日本で最初に展覧した「人体の不思議展(1996〜1998)」とその後の「(新)人体の不思議展」は主催者が違います。前者はドイツのプラスティネーション会社と日本、後者は中国の団体です。スポーツをするポーズの遺体スライス標本など見世物的要素を含んだものは後者です。混同されませんよう。
— るう之助 (@bluelotus2212) 2017年7月23日
「拷問死の犠牲者」と言う部分は臆断を避けるべきところですが、日本でも「人体の不思議展」などの名称で行われていたものは、営利的興行性、標本とされた人の同意が不明など、人体の尊厳への倫理的問題を指摘され、保険医協会や民医連が抗議しています。https://t.co/RJVnhSPsey
— 向川まさひで (@muka_jcptakada) 2018年10月18日
日本では「人体の不思議展」で話題となった人体標本展。スイスでは倫理的観点から議論の的となっています。 #人体標本 #遺体https://t.co/l6CieF1fOs
— swissinfo.ch (@swissinfo_jp) 2018年10月22日
なお、負債総額は約2億8000万円の見通しとのことです。