世田谷区三軒茶屋にある認可外保育施設運営の「株式会社マム・クラブ」が事業停止。企業は法的手続きに入りましたが、従業員らが自主営業を行うことを表明しました。
目次
株式会社マム・クラブ 概要
マム・クラブについて
株式会社マム・クラブは世田谷区三軒茶屋にある認可外保育施設。0歳から通える就学前の「プレスクール」の位置づけで、英語教育やリトミック(音楽教育)を提供していました。
2019年11月 運営企業が法的手続きに
2019年11月、運営企業が会社清算に向けて法的手続きに入ったことが明らかになりました。保育士らが数か月に渡る未払い賃金や保育環境の是正を求めて会社側に団体交渉を申し入れていましたが、その矢先に倒産の手続きに入ったことを告げられたとのことです。
同施設は従業員らが自主運営で継続していくとし、保育士の人件費など必要な資金を募っています。[寄付先はこちら]
マム・クラブのネット上の評判
世田谷の保育園で、今朝から従業員たちが自主営業に踏み切ります。先週、彼女たちが介護保育ユニオンに加入し、賃金未払い・保育環境改善の団体交渉を申し入れた3日後の金曜夜、代表は園を突如閉鎖。保護者にはいまだ連絡なし。子どもたちと保護者を守るため、手弁当で頑張ります。応援お願いします! pic.twitter.com/o1JlyQdRwL
— 坂倉昇平@総合サポートユニオン/NPO法人POSSE (@magazine_posse) 2019年12月2日
十分な給与が支払われず、自宅への業務の持ち帰りも常態化している「ブラック保育所」。残業代未払いやパワハラ横行で集団退職……。保育士が足りない現実について考えます。https://t.co/A54qE00NIO
— 日本経済新聞 電子版 (@nikkei) 2019年9月9日