愛媛県西予市の紙加工品製造会社「宇和特紙株式会社」と関係会社の「株式会社クリンテック」が民事再生法の適用を申請したことが明らかになりました。
宇和特紙株式会社 概要
宇和特紙株式会社について
宇和特紙株式会社は1991年に設立。同社は、ウェットティッシュの製造を専門に事業を展開しているほか、トイレクリーナーやフローリング掃除シート等の製造も手掛け、商品の企画から販売まで自社で一貫して行っていました。また、近年では新型コロナウイルス感染拡大による影響で受注が増加し、収益は増大していました。
しかし、原材料費の価格高騰や過去の設備投資による借入金が資金繰りを圧迫し、採算性が悪化。さらに、2021年7月に主要取引先の事業停止の影響を受け、焦げ付きが発生していました。その後、資金繰りが限界に達し、自力での再建が困難となったため今回の措置となりました。
負債総額は2社合計で約20億円の見通しです。
宇和特紙株式会社のネット上の評判
「高知銀行」は、保有する債権について取立不能または取立遅延のおそれ。
取引先の「宇和特紙株式会社」(愛媛県西予市)が8月30日付で松山地方裁判所へ民事再生法の適用を申請したための措置で、債権額は貸出金など2億7800万円(最近事業年度末の純資産に対し0.3%相当)の見込みです。
— モリー (@molly19571009) 2021年8月31日
宇和特紙さんの除菌名人除菌ウエットティッシュ。地味ながら売れ続けてます pic.twitter.com/I8G86hbmdn
— 石井朋敬 Tomotaka Ishii (@TomotakaIshii) 2019年5月30日