神奈川県横浜市の調剤薬局運営会社「株式会社スリーアイ」が破産手続き開始決定を受けたことが明らかになりました。

株式会社スリーアイ 企業情報

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株式会社スリーアイ 倒産までの流れ

株式会社スリーアイは1990年設立。同社は、調剤薬局「スリーアイ薬局」や「アイ調剤薬局」の運営を手掛けており、質の高いサービスやIT技術の導入による医療環境の改善により、近隣住民からは高い評価を得ており、過去には東京都や神奈川県を中心に10店舗を展開していました。また、薬局開業や医院経営をサポートをしていたほか、飲食店から販売店まで様々な店舗のデザイン・施工事業を行っていました。

しかし、同業他社との競争激化や2020年の新型コロナウイルス感染拡大による影響で、処方箋数が落ち込み業績が悪化。さらに、工事部門においても木材価格の高騰や受注の減少が重なり、採算性が低下していました。そのような事業環境の中、借入金が資金繰りを圧迫し、事業継続が困難となったため、2022年12月には事業を停止していました。その後事後処理を進め今回の措置となりました。

負債総額は約19億2500万円の見通しです。

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