【オモト食品株式会社】倒産情報レビュー(第44回)

画像はイメージです。実際とは異なる場合があります。

こんにちは。アラームボックスのデータ解析担当タカです。
今回、44回目の倒産情報レビューは、水産物、農産物、畜産物の製造販売をしていた「オモト食品株式会社」です。

オモト食品株式会社 概要

会社名 オモト食品株式会社
代表者 吉田 慎太郎
所在地 埼玉県越谷市東大沢4丁目23番地18
法人番号 4030001065250
業種 卸売業,小売業 > 飲食料品卸売業 > 農畜産物・水産物卸売業
資本金 1,000万円
倒産日 2019年3月29日
倒産種別 事業停止(債務整理)
負債総額 約1億4,000万円

オモト食品株式会社について

オモト食品株式会社は2003年設立の水産物、農産物及び畜産物の製造、加工、販売業者で、2011年から現社長が社長に就任し経営を担っていました。近年は手形割止の情報が各所から断続的に聞かれるようになり、同社に対する信用状況は悪化の一途にありました。そのような状況下で資金繰りの悪化から2019年3月の事業停止に至りました。

それでは、倒産に至るまで、実際にどのような情報が流れていたのかを見てみましょう。

オモト食品株式会社の倒産までのアラーム情報まとめ

オモト食品株式会社 倒産情報

オンラインデータを活用した企業調査サービス「アラームボックス」による「オモト食品株式会社」の事後検証結果(一部省略)

上記の画像を見ると、倒産の前兆として、何度かアラームが発生しています。

最初のアラーム情報は、2019年1月中旬に当社が独自に手形割止情報を複数入手し、「注意」のアラームが発生しました。

また1月下旬頃には、当社の提携調査会社から手形割止情報を入手し、「要警戒」のアラームが発生しています。

更に同年3月に入り、別の提携調査会社からも手形割止情報を入手したため、改めて「要警戒」のアラームが発生しています。

そして、同年4月に事業停止し、倒産に至りました。

オモト食品株式会社の倒産情報から分かること

インターネットで「オモト食品 倒産」や「オモト食品 休業」で検索すると様々な情報が出てきます。

オモト食品は、自社のホームページやECサイトが無く、インターネット上の情報だけでは経営実態などを確認することは困難な企業でした。しかし、アラームボックスの調査では、インターネットで収集した情報の他に、当社が独自に収集した情報や提携調査会社からの情報を組み合わせた企業調査を実施しております。そのため、最初のアラーム発生時から同社の信用レベルは極めて低い状態であると判断しておりました。