茨城県下妻市に本拠を置く食肉卸の「株式会社マルショウ横瀬」とその関連会社である「農事組合法人明野町紫峰牛肥育組合」「有限会社明野ファーム」が、破産手続の開始決定を受けたことが明らかになりました。負債総額は約5億6000万円の見通しです。
株式会社マルショウ横瀬 企業情報
株式会社マルショウ横瀬 倒産までの流れ
株式会社マルショウ横瀬は1990年創業。同社は主に食肉卸売りを手掛ける老舗企業で1998年には周辺農家とともに、黒毛和牛ブランド「紫峰牛」を立ち上げを行いました。また同年に「農事組合法人明野町紫峰牛肥育組合」を設立し、筑波山麓の同社所有の牧場「紫峰牛牧場」で約1500頭の黒毛和牛を肥育するほか県内にグループの牧場を構えるなど事業の拡大にも積極的でした。
しかし、新型コロナ感染症拡大の影響により販売が低迷し業績が悪化。さらに飼料価格の高騰による採算の悪化も重なり資金繰りが限界に達したため今回の措置となりました。また関連2社についても連鎖する形で同様の措置となりました。
株式会社マルショウ横瀬のネット上の評判・与信に関する情報
食肉加工業者も倒産とは。
紫峰牛の普及に取り組んでいた連結企業も倒産。【茨城新聞】マルショウ横瀬 破産手続き開始決定 負債5億6800万円 茨城 https://t.co/neypxyVPXr #茨城新聞 @ibarakishimbunより
— らまさん🦙 (@sekirama) 2025年5月9日