秋田県仙北市の劇団「わらび座」の運営会社「株式会社わらび座」が民事再生法の適用を申請したことが明らかになりました。
株式会社わらび座 概要
株式会社わらび座について
株式会社わらび座は1971年設立。同社は、年間約1000ステージ行う劇団「わらび座」の運営事業を主力に展開しているほか、温泉旅館「温泉ゆぽぽ」地ビール製造の「田沢湖ビール」、森林工芸館など様々なエンターテインメントを楽しめる「あきた芸術村」を手掛けていました。
しかし、2020年の新型コロナウイルス感染拡大による影響で、来場客が激減し、業績が悪化。その後も、感染の長期化による売り上げ低迷は続き、事業継続が困難となったため、今回の措置となりました。同社は、非営利法人「一般社団法人わらび座」へ事業継承することを発表しており、現在も営業は引き続き行われています。
負債総額は約14億4600万円の見通しです。
株式会社わらび座のネット上の評判
[重要]わらび座の事業承継と再生について ご報告とお願い 【通常営業は継続いたします】https://t.co/hsLZWW2mix#わらび座 #あきた芸術村
— わらび座・あきた芸術村 (@art_warabiza) 2021年11月2日
多方面に、ご心配ご迷惑おかけしております。
これからの未来…正直不安は絶えません。
しかし私達は、皆様からいただいた想いや願いのご恩は忘れません。
今できることをひたむきに行い、より良い方向に進めるよう努め、前を向いて歩みたいと思っています。
これからも応援頂けましたら、幸いです。 pic.twitter.com/1uGe4CPfn2— 鈴木潤子@劇団わらび座 (@harijun) 2021年11月3日
今朝の秋田魁新聞の第一面はわらび座のこと。
前向きに考えている人もいるし、気持ちの整理も少しついたが、自分はそうはなれない。
従業員ではない研究生は自分の技術を磨く以外に出来ることはないし、研究生を卒業したその先も見通せない。今舞台を続けている諸先輩方に頼るしか出来ない。 pic.twitter.com/LKr5NGvXjY
— 尾暮祐樹 (@ogure_yuki) 2021年11月3日
なくしてはいけないものがある❗️
引き継がなければならないものがある❗️
70年の歴史をコロナで潰してなるものか❗️#わらび座 https://t.co/5VFJBHvAwH— 深沢桂子 (@KeikoFukazawa) 2021年11月2日