徳島県鳴門市の造船会社「神例造船株式会社」が自己破産申請の準備に入ったことが明らかになりました。
神例造船株式会社 概要
神例造船株式会社について
神例造船株式会社は1872年創業。同社は、タンカーや貨物船、海底ケーブルの敷設船など中型船の製造事業を主力に展開していたほか、橋梁や水門等の鋼構造物を手掛けていました。
しかし、海外との競争激化に加え、2020年の新型コロナウイルス感染拡大による影響で、受注が減少し業績が悪化。回復の見通しが立たず、資金繰りが限界に達したため、事業を停止し、今回の措置となりました。
負債総額は約15億円の見通しです。
神例造船株式会社のネット上の評判
神例造船が自己破産を申請すると御昼に知った。
コロナ禍景気後退、中韓との受注競争と取り巻く環境が悪く、主力製品の中型貨物船の受注が低迷し自己破産。数年前は多目的作業船やケーブル敷設船と新たな分野に進出してきた勢い有る造船所だったのに…残念です。 pic.twitter.com/VQzD9hns7L— もんばん (@monmon0080) 2022年4月12日
徳島県鳴門市の神例造船が8日で事業を停止。破産を申請する見通し。
小型プロダクト船やLPG船、ケーブル敷設船、多目的船などの建造で知られる老舗造船所だが、新型コロナウイルスの影響で商談が行えず受注が途絶え、事業継続困難に。https://t.co/XW8qugE6Tx— 海事プレスOnline (@Kaiji_Press) 2022年4月13日
先日破産の報告があった神例造船。 鳴門本社が取り上げられるのが多いですが、松茂から川内に向かう加賀須橋から左手に見える造船場も工場でした。
ちなみに会社の読み方は「かんれいぞうせん」ちなみに創業はなんと1870年代! pic.twitter.com/FIJtxDc6Au
— 徳島ストリート (@tokusuto) 2022年4月13日
就職したときに初めて乗った船は、神例造船でできた船だった。当時の内航タンカーは神例でできた船が何隻もあって、見せてもらうとブリッジ周りの仕様がとても似ていた。色々ちゃんとしていて、いい船だったと思う。
— うみこ (@w8en2) 2022年4月12日