【エタラビ(グロワール・ブリエ東京)】倒産情報レビュー(第3回)

こんにちは。アラームボックスのデータ解析担当タカです。

今回、3回目の倒産情報レビューは、エステ関連業種として史上2番目の大型倒産となった「株式会社グロワール・ブリエ東京」です。

会社の基本データはこちら

会社名 株式会社グロワール・ブリエ東京
代表者 船田 正司
資本金 1,000万円
倒産日 2017年4月6
倒産種別 破産
負債総額 97億円内外

株式会社グロワール・ブリエ東京は2002年11月に創業(2003年12月設立)した脱毛エステの運営会社で、「エターナルラビリンス(通称エタラビ)」という自社ブランド店舗を全国主要都市の駅周辺に展開していました。

同社は低価格帯のサービス提供により20代前後の若者を中心に顧客を抱え、運営する店舗数もここ数年で急速に拡大していました。そうした中、昨年8月に消費者庁から行政処分を受けた事により信用が低下。同年9月には業界大手「ミュゼプラチナム」を傘下におさめたRVH社が同社とスポンサー支援に関する合意をしていた事からも、その後の動向が注目されていました。

それでは、倒産に至るまでにどのような情報が流れていたのかを見ていきましょう。

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オンラインデータを活用したリスク管理ツール「アラームボックス」による「株式会社グロワール・ブリエ東京」の事後検証結果

上記の画像を見ると、倒産の前兆として、何度かアラームが発生しているようです。

以前から同社店舗の口コミサイトでは「予約ができない」「態度が悪い」など批判的な書き込みが多数見られました。昨年8月に消費者庁から行政処分を受けて以降は、ミュゼプラチナム社とのスポンサー契約締結により一旦落ち着きを見せるかと思われましたが、その後も契約の解約や返金を求める声が増加しており、行政処分(9ヶ月間の一部業務停止処分)は同社の信用状態を大きく傷つけるものとなりました。

インターネットで「グロワール・ブリエ東京 倒産」や「エタラビ 破産」と検索すると様々な情報が出てきます。今回の倒産はスポンサー契約を締結していたRVH社傘下のミュゼプラチナムが既存店舗のサービス引き受けや雇用継続を表明していますが、利用者にとって追加の費用(定価の35%)の発生は大きな負担となるもので、インターネット上では「第2のてるみくらぶ発生」というような記事も見られました。今回の倒産で前払いの料金体系による資金を頼りに急成長している企業については、改めて課題を感じさせるものとなりました。

当社は「アラームボックス」の運営を通じて、倒産の前兆になる情報を入手しています。消費者の口コミ情報や行政処分の情報は、与信管理をするうえで注意をしていく必要がありそうです。

最後まで、お読みいただきまして、ありがとうございました。
また、次回お会いしましょう。毎週火曜日に更新予定です。

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