日本年金機構の受託業務を手掛けていた「(株)SAY企画」が破産 無断再委託で処分も

画像はイメージです。実際とは異なる場合があります。

東京都豊島区のシステム受託開発会社「株式会社SAY企画」が破産手続きの開始決定を受けたことが明らかになりました。

株式会社SAY企画 企業情報

企業情報を表示

法人名株式会社SAY企画
種別破産手続開始決定
信用度詳しい与信情報はこちら
代表者切田精一
所在地東京都豊島区東池袋1-48-10
法人番号4013301020174
業種情報サービス業
資本金5000万円

株式会社SAY企画 倒産までの流れ

株式会社SAY企画は2003年創業。同社は、厚生労働省など官公庁を主力取引先として各種データベースの構築や入力業務のほか、システム受注開発事業を手掛けており、本社に加えて埼玉県に2ヵ所の拠点を構えるなど積極的に事業展開していました。

しかし、2018年に約500万人分のマイナンバーなどの個人情報を無断で中国の業者に再委託していたことが発覚し、信用が墜落。さらに、多数の入力漏れも明らかとなり、日本年金機構から3年間の競争入札への参加資格を停止処分を受けました。その後、事業継続が困難となったため、2018年6月に株主総会の決議により解散し、今回の措置となりました。

負債総額は約4億円の見通しです。

株式会社SAY企画のネット上の評判・与信に関する情報