東京都港区の観光施設の開発・運営会社「サンシティグループホールディングスジャパン株式会社」が特別清算開始命令を受けていたことが明らかになりました。
サンシティグループホールディングスジャパン株式会社 企業情報
サンシティグループホールディングスジャパン株式会社 特別清算までの流れ
サンシティグループホールディングスジャパン株式会社は2019年設立。同社はカジノを含むレジャー施設(IR)の開発、運営を主力に手掛ける会社であり、マカオをはじめとしたアジアの諸地域でビジネスを展開ている「太陽城集団(サンシティグループ)」の日本企業でした。また同社は和歌山IR2.0を目標に掲げ、IRの誘致のために観光資源や文化、歴史などを考慮した発展する都市の開発を構想していました。
しかし、新型コロナウイルス感染拡大の影響により市場が不安定になっていたことや、IR区域認定手続きにあたってかかる年数の長期化を考慮し、IR誘致事業者への公募を辞退していたほか、代表者であったアルビン・チャウ氏は昨今の中国におけるギャンブル業界の取り締まりと規制強化の影響で2021年11月には逮捕されていました。代表者逮捕による信用度の悪化もあり、2022年11月の株主総会では解散し、今回の措置となりました。
負債総額は約15億円の見通しです。
サンシティグループホールディングスジャパン株式会社のネット上の評判・与信に関する情報
サンシティグループ(太陽城)アルビン・チャウが逮捕されたらしい。だから言わんこっちゃない。北海道がニセコでの400億円の開発を手放しで放置している場合じゃなかっただろ?https://t.co/ngIj8iSlkG pic.twitter.com/SPUMPb75il
— 小野寺まさる (@onoderamasaru) 2021年11月27日