東京都港区の不動産会社「ユニゾホールディングス株式会社」が民事再生法の適用申請を行ったことが明らかになりました。

ユニゾホールディングス株式会社　企業情報

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ユニゾホールディングス株式会社 民事再生までの流れ

ユニゾホールディングス株式会社は1959年に設立。同社はビジネスホテル「HOTEL UNIZO」をはじめとしたたホテル事業やオフィスビルなどの賃貸を行う不動産事業など国内外で幅広く事業展開していました。

また、同社はもともと東京証券取引所一部に上場していたものの、2019年にエイチ・アイ・エスによる敵対的TOB(株式公開買い付け)を受けると、買収合戦に発展。ローン・スター・ファンド(米)とユニゾホールディングス株式会社の従業員にて設立された「株式会社チトセア投資」が買収を行い、株式の非公開化に踏み切ったため2020年に上場廃止となっていました。

買収の際に発生した負債金額の返済が重くのしかかる中、新型コロナウイルス感染拡大の影響でホテル事業における利用客が減少したことにより業績が悪化。買収の際に発生した社債の償還が不可能と判断し、今回の措置となりました。

なお同社は日本産業推進機構からスポンサー支援を受けることで再生を図るほか、ホテルや不動産関連会社は再生法の適用申請を受けず、事業を継続することも明らかにしています。

負債総額は約1262億円の見通しです。

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