商業施設「メイプル」を運営する「(株)水沢クロス開発」が破産 

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岩手県奥州市の商業施設運営会社「株式会社水沢クロス開発」が破産手続きの開始決定を受けたことが明らかになりました。

株式会社水沢クロス開発 企業情報

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法人名株式会社水沢クロス開発
種別破産手続き開始決定
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代表者千葉 貢
商品名メイプル
所在地岩手県奥州市水沢字横町95番地
法人番号8400601000763
業種各種商品小売業
資本金1000万円

株式会社水沢クロス開発 倒産までの流れ

株式会社水沢クロス開発は2004年設立。同社は岩手県奥州市水沢の中心部にある大型商業施設「メイプル」の運営・管理を手掛けていました。同施設は、旧・水沢市が整備した商業施設で、2004年までは別会社が運営を手掛けていましたが、2005年に核テナントである「ジャスコ水沢店」の退店をもって同施設も閉店していました。しかし中心市街地においては必要不可欠な施設であるとして再生事業を行い、同社が事業を引き継ぐ形で2006年に再オープンしていました。その後も地域有数の商業施設として親しまれ、飲食店や衣料品店、書店など約30店舗が入居していました。

しかし、再生後もテナントや来訪客の確保は難航。さらに郊外型店舗など同業他社との顧客争いもあり、厳しい経営状況が続いていました。近年は、新型コロナウイルス感染拡大の影響により来訪客やテナントの確保がさらに難航。賃料収入の減少に加え、電気代の高騰も重なり、資金繰りが限界に達したため今回の措置となりました。

負債総額は約2億9500万円の見通しです。

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