京セラ(株)が携帯電話事業から撤退 2025年には販売終了

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京都府京都市の「京セラ株式会社」が個人向け携帯電話端末事業の販売から撤退することを明らかにしました。

撤退の理由として、近年の海外の個人向け携帯電話事業との競争激化や、携帯電話の買い替えサイクル長期化から採算性が悪化していた点と、携帯電話事業においての売り上げにおける大部分を法人向け事業が占めている点を挙げており、今後は法人向けの機器開発やインフラ関連事業を主力に移すことを明らかにしています。

個人向け携帯電話端末事業に関しては2023年3月で新規開発を終了し、2025年3月で販売を終了するとのことです。ただし高耐久スマホ「TORQUE」は個人・法人ともに販売しており、こちらも終了するかについては現在調査中です*¹。

*¹参考:京セラ株式会社,「2023年3月期 通期 決算説明会プレゼンテーション資料」,P35

京セラ株式会社 企業情報

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法人名 京セラ株式会社
種別 事業撤退
信用度 詳しい与信情報はこちら
代表者 谷本秀夫
商品名 TORQUE
DINGO
BASIO ほか
所在地 京都府京都市伏見区竹田鳥羽殿町6番地
法人番号 4130001000049
業種 電子部品・デバイス・電子回路製造業
資本金 1157億300万円
関連会社子会社 京セラドキュメントソリューションズ株式会社
京セラドキュメントソリューションズジャパン株式会社
京セラAVXコンポーネンツ東京株式会社
KCCSキャリアテック株式会社
京セラみらいエンビジョン株式会社
京セラ興産株式会社
京セラSOC株式会社
京セラインダストリアルツールズ販売株式会社
京セラEPA合同会社
京セラ関電エナジー合同会社
京セラコミュニケーションシステム株式会社 ほか

京セラ株式会社 概要

京セラ株式会社は1959年設立。同社は大手電子部品・電気機器メーカーとして、情報機器、電子部品、太陽光発電関連機器、複合機、照明など多角的な事業を展開しています。日本の電子部品業界において販売数トップシェアを誇っているほか、携帯電話端末事業においては主にスマホ初心者を対象とした「DINGO」や高耐久性を誇る「TORQUE」などのスマホブランドを展開していました。

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