岩手県の非鉄金属加工会社「株式会社山岸産業」が破産手続きの開始決定を受けたことが明らかになりました。
株式会社山岸産業 企業情報
株式会社山岸産業 倒産までの流れ
株式会社山岸産業は1996年創業。同社はアルミやステンレスといった非鉄金属のプレートの製造加工・販売事業を主力に手掛けており、単品や当日発送など柔軟な受注を強みとしていました。また、発電機や電動アシスト自転車の販売なども手掛けるなど幅広く業務展開していました。
しかし、東日本大震災により新築の本社や工場が全壊。支援機構からの支援により経営再建を図るものの、その後も新型コロナウイルス感染拡大の影響により受注が減少し業績は悪化。厳しい経営状況の中、債務超過に陥るなど資金繰りが限界に達したため2023年7月初旬には事業を停止していました。
負債総額は約2億6000万円の見通しです。
株式会社山岸産業のネット上の評判・与信に関する情報
1社目は山岸産業さん(吉里吉里)。元々、金属プレート加工に定評のある企業さんですが、震災後にその知見を活かし、新たに防災用発電機を開発。LPガスとガソリン、両対応のハイブリッド方式で、かつ5kVAという大出力を誇ります。 pic.twitter.com/Ugq2afbnTg
— JINNO Mikinari | 神野 幹也💙💛 (@jin0210) 2013年9月20日