新潟県見附市で染色整理加工を手掛ける「見附染工株式会社」が、事業を停止し自己破産を申請したことが明らかになりました。負債総額は約16憶円の見通しです。
見附染工株式会社 企業情報
見附染工株式会社 倒産までの流れ
見附染工株式会社は1980年設立。同社は主にポリエステル織編物、ポリエステル天然複合織編物などの染色整理加工を手掛けていました。UVカット加工やPET防災加工、光触媒加工など様々な加工技術を持ち、その高い技術力から大手繊維商社を主な顧客基盤としていました。
しかし、輸入製品の増加と業界の海外生産への移行により同社の業績は悪化。債務超過に陥るなど厳しい状況の中、中越地震で工場が被災し設備投資のために金融機関からの借入金も増加していました。さらに資材価格の高騰も重なり赤字経営になっていたことから、金融機関への借入金返済のめどが立たず、これ以上の事業継続は困難と判断し今回の措置となりました。
見附染工株式会社のネット上の評判・与信に関する情報
見附染工が飛んでしまったって、隣のフジニは大丈夫何かこれ…?
— ま。 (@tokoyo_R) 2024年6月17日
また一つ染色整理工場が無くなった。
もう日本での染色整理はウリの小ロット短サイクルも出来なくなり、中国の方が短サイクルでコストもはるかに安い。
残るは技術だけ。
せめて中国や海外でその技術を残して欲しい…見附染工が破産申請 | 繊研電子版 | 繊研新聞 https://t.co/BFnSfVQvos
— PREPPy⛳️🚙 (@Markn20210609) 2024年6月17日