神奈川県相模原市で食品加工業を手掛ける「株式会社寿食品」が、破産手続きの開始決定を受けたことが明らかになりました。負債総額は約14億8000万円の見通しです。
株式会社寿食品 企業情報
株式会社寿食品 倒産までの流れ
株式会社寿食品は1960年設立。同社は神奈川県内の学校やオフィス、社員寮など様々な施設に委託給食を提供してました。また医療施設や介護施設の食事提供も手掛けるほか、独自の衛生マニュアルを設け品質・安全管理にも力を入れていました。
しかし、人件費が重荷となる中で新型コロナ感染症拡大の影響も重なり売り上げが悪化。また外国産の豚肉を国産と偽り、川崎市内や横浜市内の学校給食において提供していたことが判明し、取引先からの信用が低下していました。昨年にはこの件の対応として食肉事業を廃止にするなど厳しい状況の中、先行きのめどが立たずこれ以上の事業継続は困難と判断し今回の措置となりました。
株式会社寿食品のネット上の評判・与信に関する情報
川崎市は損害賠償請求ができなくなった。十数年も続けるとは経営陣によほど良心が無かったのだろう。内部通報もできなそうな社風
給食用の外国産豚肉を「国産」と偽装 食肉加工会社「寿食品」が破産 負債額14億8千万円(カナロコ by 神奈川新聞)#Yahooニュースhttps://t.co/2bKz9tkV62
— kawasakiwatcher (@kawasakiwatcher) 2024年6月25日
給食食材の豚肉で産地偽装が発覚していた寿食品(神奈川)が破産(帝国データバンク)
産地偽装は責められるべきだが、そもそも市の運営する「給食センター」で採算が取れなくて民間に投げても長続きする訳ない。
役所の予算配分がおかしい。子供への投資は増やすべし。 https://t.co/z50Pr9Ie28
— ふくとし (@dcUGbZWw74UjkEl) 2024年6月24日