青森県八戸市でメッキ加工業を営む「北日本鍍金株式会社」が、事業を停止し自己破産申請の準備に入ったことが明らかになりました。負債総額は約2億3500万円の見通しです。
北日本鍍金株式会社 企業情報
北日本鍍金株式会社 倒産までの流れ
北日本鍍金株式会社は1982年設立。同社は主にメッキ加工を手掛け、同社が立地する八戸鉄鋼団地の企業を受注先としていました。また溶融亜鉛メッキや電気メッキ、電解研磨など様々な金属表面加工技術を持ち、鋼管や鉄道、さらには医療品など多岐に渡るニーズにこたえていました。
しかし、近年取引先からの受注が減少し業績が悪化。さらに新型コロナ感染症拡大の影響により売り上げが減少するなど厳しい状況の中、資材価格の高騰も重なり、これ以上の事業継続は困難と判断し今回の措置となりました。
