岩手県盛岡市でパチンコ店経営を手掛ける「株式会社飛鳥商事」が、破産手続の開始決定を受けたことが明らかになりました。負債総額は約35億円の見通しです。

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株式会社飛鳥商事 倒産までの流れ

株式会社飛鳥商事は1994年設立。同社は主に県内でパチンコ店の運営を手掛けていました。宮古市で「ユニオン宮古」「ユニオン磯鶏」、山田町で「ユニオン山田」といった店名でパチンコ店を3店舗展開するほか、北上市でスーパー銭湯「まーす北上」を運営するなど、事業の拡大にも積極的でした。

しかし、東日本大震災の影響により沿岸部の店舗が被災。修繕費などでコストが重む中、新型コロナ感染症拡大の影響により客足も減少し業績が悪化していました。こうした厳しい状況の中、資金繰りが限界に達し今回の措置となりました。

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