特別養護老人ホーム「ベルソーレ」を運営する社会福祉法人函館みらい会が民事再生法の適用申請を行ったことを明らかにしました。

社会福祉法人函館みらい会 概要

社会福祉法人函館みらい会について

社会福祉法人みらい会は2017年に社会福祉法人善智会の名称で設立。その後、社会福祉法人函館みらい会に名称を変更し、函館市の高齢者対象施設「函館日吉コミュニティエリア（コンテ日吉）」内にて、特別養護老人ホームの運営を計画していました。

その後、2018年春頃を目途に特別養護老人ホーム「ベルソーレ」の開業を目指していましたが、受け入れ開始直前に、飯田善樹氏が失踪、代表理事長を辞任したことにより対外信用が低下。

さらにコンテ日吉の追加工事代金を巡り、小泉建設が同法人に対して未払い代金を求め訴訟を起こすなど、トラブルが相次いで起こりました。

6月から入居者を受け入れたものの、介護スタッフが不足したうえ入居率は予定より大幅に低く、業績はさらに悪化。自力での再建を目指しましたが、悪化する一方だったため、今回の措置に至ったことを明らかにしました。

社会福祉法人函館みらい会のネット上の評判

2018年4月、入居者の受け入れが延期したことについて、メディアで取り上げられました。

同年5月には、理事長の突然の辞任により注目を集めました。

なお、負債総額は約16億円の見通しとのことです。