株式会社ダスキンが運営するファストフード店「ミスタードーナツ」の閉店が相次いでいます。不採算店舗の整理を進めており、2019年10月9日時点で983店舗となっており、2017年度の1300店舗から大きく数を減らしました。

株式会社ダスキン 概要

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株式会社ダスキンのミスタードーナツについて

株式会社ダスキンは1963年に「株式会社サニクリーン」として創業。化学ぞうきんのレンタル販売を始めたのをきっかけに、モップなどの清掃用品のレンタル事業や清掃事業を展開しています。また、1971年にアメリカ合衆国の「ミスタードーナツ・オブ・アメリカ」と提携し、大阪府箕面にミスタードーナツ一号店をオープンしました。フランチャイズでの展開を早くから導入しており、フランチャイジーには東証一部上場の「株式会社ナック」などがあります。

相次いだ不祥事

店舗ではドーナツの他にイートイン用の中華メニューを提供していましたが、2002年に中国産の肉まんに日本では使用が認められていない食品添加物「酸化防止剤TBHQ」を使用していたことが発覚。業者に口止め料を渡して事実を隠蔽し販売を続けていたことが判明しており社長が退任する騒動となりました。
他にスープや粥への異物混入や賞味期限ゼリーやプリンの販売、提供した飲料水の塩素混入、アルバイト従業員がイタズラをネット上に投稿してしまういわゆる「バイトテロ」など事故が相次いでいました。

ミスタードーナツの閉店

ダスキンは「2020年3月期第58期第一四半期報告書」で不採算店舗のクローズを進めたことと稼働店あたりの売上は大きく増加したことを発表しています。2017年から300店ほど店舗数は減少しており、全国的に人手不足が続いていることから店舗数はさらに縮小していく可能性があります。

ミスタードーナツの最近の閉店店舗一覧

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ミスタードーナツ閉店の評判

ミスタードーナツの閉店について、ネット上では惜しむ投稿が多く見られます。