準大手ゼネコンの安藤ハザマ(株式会社安藤・間)が約2億5千万円の所得隠しを指摘されていたことが明らかになりました。
目次
安藤ハザマ 概要
安藤ハザマについて
株式会社安藤・間は2013年に株式会社間組が安藤建設株式会社を吸収合併して誕生しました。
2017年6月 除染事業での水増し請求
2017年6月、東日本大震災で被害を受けた福島第一原子力発電所での除染事業の費用について、下請け会社に書類を改ざんさせて自治体へ水増し請求をしていたことが明らかになりました。この件で環境省から指名停止処分を受けたほか、社員2名が実刑判決を受けました。
2018年7月 建設現場での大規模火災事故
2018年7月26日、安藤ハザマが東京都多摩市で建設中だったデータセンターで火災が発生し、5名が亡くなりました。
2019年11月 所得隠し発覚
2019年11月23日、安藤ハザマは東京国税局の税務調査を受け、5年間で約2億5千万円の所得隠しを指摘されていたことが明らかになりました。除染事業などで下請け業者への架空発注などを行い、幹部らがその裏金で接待などを行っていたということです。追徴課税は1億数千万円です。
安藤ハザマの評判
安藤ハザマについて、ネット上では様々な投稿があります。
数年前から噂があった件だけど、ようやくだね。この他の企業にも噂はあるし除染が終わってから色々出てくるかも…。真面目にコツコツ少ない利益でやってる企業は「なんで早く捕まえないんだろ?」って言ってるんだけどね。
安藤ハザマ、除染事業などで架空発注 裏金捻出https://t.co/5KOVpgGWJl
— ハッピー (@Happy11311) 2019年11月23日