理研ビタミン株式会社は、2020年10月15日に東京証券取引所より「管理銘柄(確認中)」に指定されることを発表しました。
2021 年3月期第1四半期報告書の提出遅延および当社株式の監理銘柄(確認中)指定の見込みに関するお知らせ 理研ビタミン株式会社
同社の連結子会社である「青島福生食品有限公司」は、架空取引による不適正会計の疑いがあり、特別調査員会が調査したところ、取引の実在性を確認するには至らなかったため、決算の修正を行いました。それにより、連結財務諸表の作成が提出期日までに間に合わないため、提出期日を10月16日まで延長していました。
その後、新たに青島福生食品有限公司が、一部商品を通常より低価格で販売していることが判明し、さらに青島福生食品と理研ビタミン株式会社との間で在庫の仕入、製造時期の認識にずれがあることがは明らかになりました。
棚卸資産が過大計上されていた可能性があり、再度調査を行うため延長期限の10月16日に提出することが出来ず、今回の措置となりました。
期限最終日から8営業日後となる10月28日までに同報告書を提出できない場合は上場廃止となります。
理研ビタミン株式会社 概要
理研ビタミン株式会社ついて
理研ビタミン株式会社は、理化学研究所のビタミンA部門を引き継ぎ1949年に設立されました。ビタミンAの抽出技術をもとに「ふえるわかめちゃん」や「ノンオイル青じそドレッシング」などの、海藻、ドレッシング事業を行っており、他にも調味料やサプリメントの製造販売も展開しています。
理研ビタミン株式会社の評判
理研ビタミン株式会社について、ネット上では様々な投稿があります。
15日発表した理研ビタミンのリリースを読んだところ、問題の所在が明確になったため、さすがに上場廃止はないと思う。残念ながら、こうしたチャイナリスクは常にあると認識すべきだろう。
「ふえるわかめちゃん」が上場廃止の危機!コロナより恐ろしい中国リスクとは https://t.co/xgViEaBhBF
— えんがわくま (@engawabear) 2020年10月22日
管理ポスト入りの理研ビタミン。
改めて、チャイナリスクを意識させられます。製造業では、数えきれないくらいの企業が何らかの形で、中国と関与しているだけに怖いです。
理研ビタミンは、最悪上場廃止で、レナウンの様に倒産ではありませんが、今月28日に注目ですね。https://t.co/rNUzLfbUCm
— あきら (@hamutaro2294) 2020年10月22日
理研ビタミンが子会社化した中国の会社が架空取引しまくってて、調査しようとしても国家機密や共産党に関する情報流出を理由に拒絶され、在庫管理もぐちゃぐちゃ、売掛金や銀行入金額を管理するシステムもなく、報告書を提出できないため上場廃止⁉︎
リスクまみれやな…
https://t.co/ESmw4jv4pw— 小鳥🕊 (@kotoRichanPPP) 2020年10月22日
理研ビタミン商品は結構食してるからなんか残念
他にも不正や虚偽があるのではと疑ってしまう
味噌汁のわかめはいつもここの三陸産なのになぁ「ふえるわかめちゃん」が上場廃止の危機!コロナより恐ろしい中国リスクとは | 倒産のニューノーマル | ダイヤモンド・オンライン https://t.co/UR1lxKcrpZ
— RNSRNSRNSRNS (@RabbitNS) 2020年10月22日