2020年12月28日、東京証券取引所はジャスダック上場の医薬品開発会社「メディシノバ」を監理銘柄(確認中)に指定すると発表しました。
同社は、2015年12月期から2018年12月期までの4連結会計年度において、営業利益及び営業活動によるキャッシュ・フローの額が負となり、上場廃止に係る猶予期間に入っていました。そして、今年度の営業利益及び営業活動によるキャッシュ・フローの額も負となる見込みが明らかとなり、同社株式について上場廃止となるおそれがあるため、今回の措置となりました。
監理銘柄(確認中)の指定 :メディシノバ・インク 東京証券取引所
メディシノバ製薬株式会社概要
メディシノバについて
メディシノバ・インクは2000年設立。本社は米国カルフォルニア州にあり、医療用医薬品のライセンス導入や開発を主力に展開しています。
メディシノバの評判
メディシノバについて、ネット上では様々な投稿があります。
メディシノバは大手企業に導出できるでしょうか?個人的にはノーです。昔の医薬品で安全性に優れているのはいいですが、選択している疾患がレッドオーシャン。次々と新薬が出てくるので、高いアウトカムが求められるでしょう。知財の問題もあり、引き取る企業はないものと思いました。
— もくもくもっくん (@mokumok98085243) 2020年12月29日
メディシノバは昨年に引き続きギリギリで業績見通しのお知らせ。想定通りではあるが本当にこのタイミングまでキャッシュフローがプラスになる可能性はあったのだろうか。上場廃止に関する事なので可能性が無くなった時点で速やかに公表すべき。
— サボテン (@0DRHcrRmMci8UWk) 2020年12月28日
メディシノバが抵触するジャスダックスタンダード 廃止基準
最近4連結会計年度における営業利益及び営業活動によるキャッシュ・フローの額が負である場合(施行規則で定める場合を除く。)において、1年以内に営業利益又は営業活動によるキャッシュ・フローの額が負でなくならないとき。— カブ¥ (@pW8eZCyNejAl8HG) 2020年12月28日