2020年5月に休刊した音楽誌「ラティーナ」が、web版の有料販売を開始したところ、ライターが原稿の無断転載がなされていると投稿し問題となっています。
音楽誌ラティーナが紙雑誌を休刊してから立ち上げた有料販売のweb版に僕の原稿がしばらく無断転載されていた件ですが、こちらに連絡がないまま、こっそり記事を削除。一部のライターにはメールで転載の許可を後から取ろうとしていますが、僕へのこの件での説明と連絡はいまだにありません。@latinacojp https://t.co/sw39HUyKoA pic.twitter.com/15C5LxPG6m
— 柳樂光隆 《Jazz The New Chapter》 (@Elis_ragiNa) 2020年12月10日
その後、運営会社はSNS上で謝罪をし、他の過去記事作成者にも転載許可の連絡を早急に行うと明かしました。
柳樂様、2次使用についての認識不足で、事前にご相談することなく掲載してしまい、大変申し訳ございませんでした。
また、まだ連絡の途中で、柳樂さんにご連絡できていませんでした。対応が遅れていて、申し訳ございません。— Latina co.,ltd. (@latinacojp) 2020年12月10日
株式会社ラティーナ 概要
株式会社ラティーナについて
株式会社ラティーナは1994設立。同社は、音楽情報誌「ラティーナ」等の出版事業やCD/DVD、タンゴ衣装などを販売している「ラティーナショップ」の運営等を行っています。
株式会社ラティーナの評判
株式会社ラティーナについて、ネット上では様々な投稿があります。
音楽誌『ラティーナ』が紙媒体の雑誌からwebへ移行し、定期有料購読へ。その際に雑誌バックナンバーで過去に掲載した記事を著作者の許諾や原稿の二次使用料について連絡もガイドライン作成もしないままwebに転載した件。
— 🍙 (@ryokikuzaki) 2020年12月20日
「ラティーナ」のWEB有料版(note)がいろいろ問題になってて、なんだか大騒ぎになっていることを最近知りました。
「ラティーナ」にはずっとお世話になってきたし、新しいことにトライするのであれば応援したいと思っています。
ただし無断で有料配信というのはいかがなものでしょう。— 栗本斉 Hitoshi Kurimoto 旅とリズム (@tabirhythm) 2020年12月19日
某音専誌のいざこざは中の人的には黙ってやり過ごせば大丈夫と覚悟決めているように見える。信者だけ残れば問題ないのだろう。
— やまだ(仮名) (@wms) 2020年12月20日
ラティーナの過去記事を死蔵とか言ってるけど、まともな出版社なら、書籍やムック作ってライターに原稿料を支払ったり工夫してます。ミュージックライフの原稿をまとめて書籍化してるシンコーが好例。どこもnoteで無断転載なんかできないから、合法に常識的にやれる方法を模索してやってるんですよ。
— 柳樂光隆 《Jazz The New Chapter》 (@Elis_ragiNa) 2020年12月19日