導入事例

― アラームボックス導入前の課題について教えてください。

中野さん : 当社は建設コンサルタントとしてソフトからハードまでワンストップのサービスを提供しており、お客様や協力会社などの取引先が全国にあります。反社チェックに関しては本部の管理部門で集約して取り組んでいるのですが、件数が多く負担を感じていました。実際、年間600件ほどの新規取引先の反社チェック依頼が全国の支店から届きますが、支店の稟議作成等から本社での既存ツールでの反社チェックまで、1件あたり平均１時間かかってしまいました。今はアラームボックスを利用することで、約１５分で反社チェックが完了しますから、本当に助かっています。

― どのようなところに負担を感じていらっしゃったのでしょうか。

中野さん : これまでの方法ではスクリーニングされていない情報が大量に届くため、担当者が情報の一つ一つを見て、本当に取引先と関係のある情報なのか見極めなくてはいけませんでした。また、反社といえるかグレーゾーンな情報についての判断も難しかったです。もちろん、何の情報も出てこない場合は早く終わりますけど、情報が多いものや判断が難しい案件は時間がかかるので、支店の稟議作成等から本社で既存のツールでの反社チェックまで、平均して１時間ぐらいです。毎日全国の拠点から反社チェック依頼が届くので、他の業務に割ける時間を増やすためにも効率化しなくてはなりませんでした。

▲「アラームボックス　パワーサーチ」反社チェックのサンプル画像

― 業務効率化のため、どのようにお考えになりましたか？

中野さん : まずはツールを根本的に変えなければ、反社チェックの効率化はできないと考えました。回答が早く正確なところを探したところ、アラームボックスを見つけました。使用感を試してみると、企業名や代表者名を入力すると数秒で回答が返ってくるので、これは他のサービスにない速さだと思いましたね。

― それはよかったです！既存取引先の反社チェックもされるそうですね。

中野さん : そうですね。当社の規定上、取引開始から2年経過した取引先についても、その間に反社会的勢力との関わりが出ていないかチェックするのですが、従来の方法では情報の入力や情報の照会に時間がかかるため、なかなか手を付けられていませんでした。アラームボックスは、Excelファイルをアップロードすることで一括調査も可能ということで、日々の新規調査600件と既存取引先の調査1,400件あわせて約2,000件の反社チェックが実施できると思ったので導入を決めました。今は、成果を実感できたので子会社での導入も進めています。