東京都中央区の新電力会社「フェニックスエナジー合同会社」が破産手続きの開始決定を受けたことが明らかになりました。
フェニックスエナジー合同会社 概要
フェニックスエナジー合同会社について
フェニックスエナジー合同会社は2017年設立。同社は、アメリカの電力販売会社「JPG Energy Management LLC」による出資で電気小売事業を展開しており、沖縄や離島を除く全国の一般家庭や個人事業主向けに電力販売を手掛けていました。
しかし、近年では事業拡大に伴い資金繰りが悪化していたほか、2020年の冬、電力不足による電力卸売市場価格急騰で、採算性が低下し厳しい経営状況でした。インバランス料金の分割支払いによる猶予措置を受けるなど経営再建を図っていましたが、資金繰りが限界に達し今回の措置となりました。
負債総額は約3億4600万円の見通しです。
フェニックスエナジー合同会社のネット上の評判
再エネ賦課金未納で公表されたファミリーエナジーとフェニックスエナジーは職務執行者が同じ方みたいです。 pic.twitter.com/FJ4zQQBwY1
— とある電力系技術者 (@5THD3YF9eiTNn8f) 2021年8月12日