東京都中央区の出版会社「株式会社海竜社」が事業を停止し、事後処理を弁護士に一任したことが明らかになりました。
株式会社海竜社 概要
株式会社海竜社について
株式会社海竜社は1976年創業。同社は、実用書や人文、歴史等の書籍の出版事業を展開しているほか、「池上彰の学べるニュース」シリーズなども手掛けており知名度を有していました。
しかし、近年では発行部数の低下により業績が悪化。経営再建を図っていましたが、資金繰りが限界に達したため今回の措置となりました。
負債総額は約2億4000万円の見通しです。
株式会社海竜社のネット上の評判
コロナの影響、じわじわと書店業界にも影響が出てきてます、田舎の本屋でも確実に売れる本を出して下さる海竜社さんが出版事業終了の案内が届きました。
— 那須ブックセンター (@nasu_bookcenter) 2021年9月7日
池上彰氏の『経済のことよくわからないまま社会人になった人へ』などを出版していた海竜社が破産へhttps://t.co/D7daog7qnj
「2013年2月期には年売上高約8億1000万円を計上(中略)
2021年2月期の年売上高は約1億3000万円に」そこまで厳しかったのか…。
— 楫野(出版社のマーケティングとデジタルをつなぐ仕事) (@kajinoshiniji) 2021年9月8日
海竜社が逝ったか
老舗でそこそこ売れるアイテム抱えてる印象だったけどなぁ— こしあん (@ko_4an) 2021年9月7日
版元の破綻情報に接するたび、明日は我が身と気を引き締めるが、知り合いが勤める会社だと顔が思い浮かび辛くなる。枻出版社さんのときも、今回の海竜社さんも、なんとも厳しい時代。
— H.MAGARA (@h_magara) 2021年9月8日