東京都大田区の野菜卸売会社「株式会社エル・ワイ産業」が破産手続きの開始決定を受けたことが明らかになりました。
株式会社エル・ワイ産業 概要
株式会社エル・ワイ産業について
株式会社エル・ワイ産業は2000年に設立。同社は中国を中心とした海外から輸入した青果物の卸売業務のほか、食品スーパー「モールズマーケット」の運営も手掛けていました。また、物流センターや加工工場も保有しており、飲食店向けに野菜加工事業も行っていました。
しかし、以前から低収益が続いており、2019年4月に東京都が同社の保有する不動産を差し押さえたことから逼迫した資金繰りが表面化。同年6月には一部従業員への給料未払いや主要仕入れ先だった中国企業に対しての支払い遅れが明らかとなりました。さらに、10月下旬に同企業がエル・ワイ産業の売掛金を差し押さえたことにより、資金繰りが急激に悪化しました。
これにより事業継続が困難となったため、2019年11月12日にモールズマーケット目白店・池袋店を閉店し、任意整理手続きに入っていました。その後、事後処理を進め今回の措置となりました。
負債総額は約25億円の見通しです。
株式会社エル・ワイ産業のネット上の評判
任意整理→債権者申立てで破産となったのですね。
大田市場の野菜卸 (株)エル・ワイ産業が破産(帝国データバンク)#Yahooニュースhttps://t.co/vRhfszGpNY
— 萩原貴彦 弁護士/事業再生 (@h2gr_l) 2021年11月25日
モールズマーケットのエル・ワイ産業が任意整理 給料未払い発覚 https://t.co/TiagPYca8e 突然潰れたから何やと思ったらそういうことだったのか めっちゃ安くて重用してたけどしゃーない
— GBD@UDN@トモダチP (@GBD_gbt) 2019年11月23日