滋賀県大津市の宅地開発会社「大倉産業株式会社」が破産手続き開始決定を受けたことが明らかになりました。
大倉産業株式会社 企業情報
大倉産業株式会社 倒産までの流れ
大倉産業株式社は1959年創業。同社は、滋賀県大津市の宅地開発を中心に建築工事やマンション賃貸などを手掛けており、バブル時代には県内トップクラスの業績を残していました。
しかし、ノンバンクからの多額な資金調達やバブルの崩壊による地価の下落が原因で、資金繰りが圧迫し業績が悪化。厳しい事業環境が続く中、一部事業を関係会社に譲渡するなど経営再建を図っていましたが、1998年に元代表が死去し、事業継続が困難となっていました。その後、債権者より破産を申し立てられ、2000年に破産宣告を受けました。長らく休業状態でしたが、事後処理を進める中で未処理の不動産の存在が判明し、不動産の売却を行いましたが、債務超過の状態であったため、2度目の破産手続き開始決定を受けました。
負債総額は約59億円の見通しです。
大倉産業株式会社のネット上の評判・与信に関する情報
大倉産業㈱(滋賀)
98年に元代表が死去、00年に破産。
その後も事業を再開することはなかったが、未処理となっていた不動産の存在が判明。清算人が選任され不動産の売却が行われたが、依然大幅な債務超過であったため、2度目の破産手続き開始決定。
負債約59億(債権者約4名)https://t.co/8qewwMi41l— tngcn👺 (@tenguchan) 2023年2月1日