兵庫県神戸市の医療用機械器具卸売会社「KiSCO株式会社」が特別清算の開始決定を受けたことが明らかになりました。
KiSCO株式会社 企業情報
KiSCO株式会社 倒産までの流れ
KiSCO株式会社は1968年設立。同社は整形外科関連の医療機器の輸入卸売を主力に展開していたほか、自社での医療機器販売、開発なども手掛けており、医療現場のニーズに合わせた製品開発を強みにしていました。また国内に6つの事業所を持ち、2011年には大塚グループの傘下に入るなど、広く事業展開をしていました。
しかし、開発費などの先行投資や競合他社との競争激化により業績が悪化する中、2020年の新型コロナウイルス感染拡大の影響で受注が減少。その後、2022年初頭に一部事業を帝人ナカシマメディカル株式会社へ譲渡し、同年11月には事業を停止し今回の措置となりました。
負債総額は約65億8700万円の見通しです。
KiSCO株式会社のネット上の評判・与信に関する情報
「しかし、その後は未解決の医療ニーズを捉える開発型企業として展開してきたことで、経費が先行し、赤字が慢性化し債務超過に転落。同業者との競争も厳しく売り上げは漸減」
…(´;ω;`)
KiSCO株式会社
整形外科分野の医療機器開発、販売
特別清算開始命令受けるhttps://t.co/WhuR4mzWqR— 中村亮一 (@ryoichi_n) 2023年2月18日