山形県鶴岡市の業務機械製造会社「株式会社トガシ技研」が民事再生法の適用を申請したことが明らかになりました。
株式会社トガシ技研 企業情報
株式会社トガシ技研 民事再生までの流れ
株式会社トガシ技研は1988年創立。同社は溶接治具や圧入機などの設計・製造や産業用ロボットの開発を手掛けており、国内に2か所の工場、国内外に各1か所の事業所を持つなど、幅広く事業展開していました。また2020年に新型コロナウイルスの感染が拡大すると新規事業としてマスクや足ふみ式消毒スタンドの製造なども手掛けていました。
しかし、近年は設備投資の増加や、部品調達の滞りによって資金繰りが悪化。厳しい経営状況の中、2022年7月に主要取引先である「株式会社オフィスエフエイ・コム」が民事再生法の適用を申請したことで多額の不良債権が発生。さらに、同社との間での粉飾決裁が発覚し債務超過に陥るなど、資金繰りが限界に達したため今回の措置となりました。
負債総額は約56億円の見通しです。
株式会社トガシ技研のネット上の評判・与信に関する情報
トガシ技研…。粉飾決済までしてたのはいかんでしょ。
— 佐藤@安曇うま (@azu3evac) 2023年3月1日
トガシ技研マジでかー
マスク買ってあげるしかできない— uchako (@uchaume) 2023年2月28日